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2023.09.20

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ホップ農家のブランディング「HOP FARMER プロジェクト」

岩手県遠野市では2023年にHOP FARMER プロジェクトを立ち上げ、ホップ農家のブランディングを始めました。

HOP FARMERプロジェクトの背景

岩手県遠野市では、2023年からホップ栽培の新規就農者募集を強化しています。乾燥施設の改修がスタートするなど、持続可能な生産体制を実現するための環境は少しずつ整ってきています。これからは、新規就農者の募集と育成、ホップ畑の整備・集約に力を入れていきます。

ホップ栽培に限った話ではありませんが、新規就農を希望する人が少ないという課題があります。また、ホップという農作物の認知度も低く、日本でホップ栽培をおこなっていることを知らない人も多い状況です。

一方、クラフトビールの認知が広がり、ビアフェス等では、ビールのつくり手である「BREWER」が人気で、飲み手が集まっている光景を見ることがあります。新しく醸造所を立ち上げたい、「BREWER」になりたい、という声もよく聞きます。

ホップの生産地で活動する私たちは、ビールの原材料をつくる農家「HOP FARMER」に、もっと光をあて、担い手が増えていく未来を目指したいと考えています。そしていつかは「BREWER」と並ぶような、注目される存在にしたいのです。それは、ビールの大切な原材料を生み出す欠かせない存在だからです。

今年、株式会社BrewGoodがプロデュースを担当し、ホップ農家を「HOP FARMER」としてブランディングしていく取り組みを始めました。

HOP FARMERの写真

2023年8月、フォトグラファーの土田凌さんにホップ農家の皆さんを撮影していただきました。遠野市の「HOP FARMER」の皆さんの素敵な写真です。残り少なくなった日本産ホップの栽培現場を支えてくれています。

これらの写真は求人サイトに掲載したり、就農フェアや遠野ホップ収穫祭などのイベントで掲示し、ホップ農家のブランディングやPRを始めています。

中央は遠野ホップ農業協同組合の組合長。両脇の4名は新規就農者です。
いつも明るく盛り上げてくれる遠野ホップ農業協同組合 組合長の安部純平さん
若手を可愛がってくれる兄貴分の菊池重光さん
パートナーと一緒にホップ栽培に挑戦する農家も増えてきました
ホップ栽培作業の様子も撮影
収穫作業や乾燥施設の運営に関わるホップ農家・関係者の皆さん
毎年収穫量が多いレジェンド農家の宮澤さん
ホップ栽培だけでなく農家の支援やコーディネートも行う人材も活躍しています
BrewGoodのメンバーと農家の皆さんで収穫前の畑で撮影

HOP FARMER ロゴ

HOP FARMERのロゴは株式会社BrewGoodの上西尚宏が担当。HOP FARMERが今よりもっと注目される未来を想像しながらデザインをしました。画像左のロゴワッペン付きのキャップは、遠野ホップ栽培60周年を記念して、ホップ農家の皆さんにお配りしています。

改めてですが、私たちは、ビールの原材料をつくる農家「HOP FARMER」に、もっと光をあて、担い手が増えていく未来を目指します。今後の活動についても注目していただけると嬉しいです。

現在募集中の求人情報
2024年度_次世代ホップ農家の募集【地域おこし協力隊】
2024年度_農業と地域のプロデューサー募集【地域おこし協力隊】

文:株式会社BrewGood 代表取締役 田村淳一

引用note記事:ビールの原材料をつくる「HOP FARMER」を目指しませんか?

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