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【新品種ホップ開発プロジェクト】公開醸造イベント開催決定
遠野市の民間企業・農家などの有志が中心となって進める新品種ホップの開発プロジェクト。ホップの魅力や面白さを伝えるイベントを開催します。第1弾は、ビール造りの公開醸造イベントです。
新品種ホップの開発プロジェクトとは
遠野市では2年以上前から、新品種ホップの開発に取り組んでいます。世界的に有名なホップ博士の村上敦司氏をアドバイザーに迎え、遠野市内のホップ畑で品種改良と育種をおこなっています。
プロジェクトの詳細は、下記の記事をご確認ください。
岩手県遠野市で新品種ホップの開発プロジェクトがスタート
新品種ホップを使用した世界初のビール造り
私たちは2022年夏に2種類の新品種ホップを収穫しています。個性的な特徴を捉えて、それぞれのホップは現在、下記の仮名称で呼ばれています。
No.001 ミックスフルーツ(仮称)
特徴:ブドウ、レモン、ピーチなどフルーツを連想させる香り
No.002 和製モザイク(仮称)
特徴:青草、レモングラスやローズヒップなどのハーブを連想させる香り
2023年1月15日、これらの新品種ホップを初めて醸造に使用します。
昨年から、ビール醸造に向けて、ホップ博士の村上敦司氏、遠野醸造の醸造家 有賀一樹氏、ホップ栽培コーディネーターの神山拓郎氏でレシピの検討を重ねてきました。
今回は新品種ホップの特徴を最大限活かせるように、「フルーツティー」をイメージしたビールを醸造します。フルーツを連想させるホップの香りとモルトの甘味が融合して、どこか紅茶を彷彿とさせるような、上品で味わい豊かなビールを目指します。
完成したビールの販売は3月上旬を予定しています。冬から春へ季節の移り変りに合わせて、ゆったりと楽しめるビールで、皆さんに遠野産ホップの魅力を伝えたいと考えています。
公開醸造イベントに参加して新品種ホップを体感しよう
遠野醸造でおこなわれるビール造りを一般公開するイベントを開催します。当日は醸造所に併設された遠野醸造TAPROOMで2種類の新品種ホップを初公開。実際に手に取って、香りを嗅いでその魅力に触れることができます。イベントの合間には醸造所見学も実施。ビール仕込み時ならではの匂いや温度を肌で感じて、遠野のホップとビールを体感してみませんか。
当日の遠野醸造TAPROOMは、通常営業として終日ビールとフードの提供をおこないます。醸造終了後(18:00前後予定)には醸造家 有賀一樹氏とホップ農家 神山拓郎氏との交流会も開催します。
イベント詳細は下記よりご確認ください。
イベントで体験できること
- 新品種ホップの展示(触ってみよう、香りを嗅いでみよう)
- ビール醸造所の見学
- 醸造家、ホップ農家と交流会
イベント概要
日程:2023年1月15日(日)
時間:11:00~21:00 入退場自由
※醸造所の見学方法および時間につきましてはイベントページよりご確認ください。
※交流会は18:00前後(醸造作業終了後)の開始を予定しております。
会場:遠野醸造TAPROOM 〒028-0523 岩手県遠野市中央通り10−15
費用:無料 ※店内での飲食費は各自ご負担ください。
お問い合わせ先
遠野醸造
電話:0198-66-3990
info@tonobrewing.com
2023年2月・3月にも関連イベントを予定
今回は新品種ホップとビール醸造に触れるイベントについてのご案内でした。2月~3月にかけては、新品種ホップ開発に関するトークイベントや完成したビールを楽しむ会を予定しています。
各イベントを通して、多くの皆さまと遠野産ホップの魅力を共有していきたいと考えています。引き続き、第2弾、3弾のお知らせも楽しみにお待ちください。1月15日(日)に会場でお会いできることを楽しみにしております。
文:神山拓郎
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