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【ホップ栽培通信】伸びた芽を糸に絡ませる「誘引(ゆういん)」
遠野の山々も緑が濃くなりました。早池峰山にはまだ雪がうっすら残っています。
5月、ホップはどんどん成長を続けています。
今回は、「誘引(ゆういん)」という作業をご紹介します。
前回紹介した「選芽」を終えるとホップの芽はぐんぐんと伸び、蔓になっていきます。
ある程度伸びてきた蔓は、「糸つけ」で棚に取り付けた糸に絡ませていきます。
一本の糸に一つの蔓を絡ませるのが基本です。
この作業を「誘引」と呼びます。
この時期のホップの蔓はまだ細いため、糸に絡ませる途中で折れてしまうこともあります。
その時のために選芽では、糸の数より多く芽を残しておくのです。
誘引が終わると一気にホップは棚の天辺を目指して成長を進めます。
あっという間に私たちの身長を超えてしまうほどの成長速度です。
「誘引」は伸びてきた株ごとに進めます。
ホップ農家はこまめに畑の様子を見に行き、伸びたホップを誘引します。
一日で蔓が15センチ伸びることもあり、気が抜けません。
誘引が終わり蔓が2〜3メートル伸びたところで、その蔓を下に引っ張って降ろす「つる下げ」という作業を行います。
次回紹介するのはこの「つる下げ」です。
【ホップ栽培通信】では、定期的にホップ栽培の様子をお届けします。次回の更新をお楽しみに!
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文・写真:小田切大輝
2022年度のホップ栽培通信
vol.1 糸つけ
vol.2 株拵え
vol.3 選芽
vol.4 誘引(現在のページ)
vol.5 つる下げ
vol.6 側枝切り
vol.7 収穫・加工
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