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今年も発売決定!19年目の一番搾りとれたてホップ生ビール
キリンビール株式会社は、国内最大級のホップ産地であるビールの里・岩手県遠野市で今年収穫したばかりの生ホップを急速凍結して使用する「一番搾り とれたてホップ生ビール(期間限定)」を、11月1日(火)より全国発売します。
キリンビール株式会社 ニュースリリースはこちら
今年で発売19年目を迎える一番搾りとれたてホップ生ビールは、遠野で活動する私たちにとって特別なビールです。
今年のビールに使用される遠野産ホップも無事に出荷が完了しています。こちらではその様子をお届けします。
「一番搾りとれたてホップ生ビール」用の生ホップが出荷されるまで
遠野市ではお盆明けからホップの収穫作業が始まっています。
市内各地のホップのグリーンカーテンが無くなるのは寂しい気持ちもありますが、農家の皆さんにとっては待ちに待った収穫時期です。今年も遠野のホップ農家の皆さんは素晴らしいホップを育ててくれました。
遠野では、まずはMURAKAMI SEVENの収穫から始まり、それが終わるとIBUKIの収穫へと移行します。
遠野市で栽培しているホップの品種・ブランドについてはこちらをご確認ください。
一番搾りとれたてホップ生ビールに使用されるのはIBUKIというブランドのホップ。
通常、収穫されたホップは、劣化を防ぎ保存性を高めるために乾燥しますが、一番搾りとれたてホップ生ビールに使用されるホップは特別に生のまま出荷されます。
ホップを蔓と毬花に選別する作業を摘果といいます。吊るされたホップを両側から回転する機械にかけ、毬花とその他に分けた後、葉や枝、規定に満たない毬花を手作業で取り除きます。
摘果、選別されたホップは、生出荷用の専用レーンで箱詰めされます。ここも手作業です。
劣化を防ぎ、新鮮な状態で出荷するために、生ホップを詰める作業場所の近くには冷凍トラックが待機しています。箱詰めされたホップはトラックですぐに冷凍保存。出荷前には、トラックの酸素を追い出し、マイナス20°で冷凍工場へと運ばれます。畑で収穫するチーム、乾燥センターで出荷作業をするチームの連携プレーで、最後まで気を抜かず収穫後の新鮮な状態を維持しています。
この後、遠野から出発した生ホップは、収穫後24時間以内にマイナス50°で急速凍結、粉砕という工程を経て、一番搾りとれたてホップ生ビールに使用されます。
作業場で撮影していると、今年のビールに使用されるホップを育てた農家さんから「今年のビールも美味しいぞ!俺が育てたんだから!」と声をかけられました。生ホップを眺める農家さんは、とても嬉しそうでした。
遠野のホップ農家の皆さんが丹精込めて育てたホップ。たくさんの方々の思いのこもったビールを飲むのが今年も楽しみです。この時期だけのおいしさを味わいましょう!発売されたら、全国の皆さんと今年も素晴らしいホップが収穫できたことをお祝いしたいです。
遠野市のふるさと納税では「一番搾りとれたてホップ生ビール」の予約が開始!
本日8/31より、遠野市のふるさと納税では、一番搾りとれたてホップ生ビールの予約が開始しました。
遠野市へふるさと納税で寄付する際に、寄付先を「ビールの里プロジェクト」に指定いただくと、寄付金の一部が栽培現場の課題解決や持続可能なホップ栽培の実現に活用されます。
遠野産ホップを使用した一番搾りとれたてホップ生ビールを申し込んで、遠野のホップ栽培を一緒に守っていただけると嬉しいです。
ふるさと納税ポータルサイトはこちら
発売まであと2ヶ月。楽しみに待ちましょう!
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